HYDE

HELLO!!版権&オリジナルの小説用のblog ※小説は全てフィクションだから実物とは何も関係なっしんぐ

スポンサーサイト

2016.04.11 Monday

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | - | pookmark |

GHOST IN MY HEART 8

2009.11.30 Monday 20:48
お久しぶりです!
最近滅多に更新してませんでした
忙しかったといえばそうなんですが、
前回の記事を読んだ方はわかると思いますが、FF6にはまってまして…
もうすぐ全クリしますけど


さて、日記はここらへんにして
久しぶりにGHOSTの更新です
なんか変なキー押しまくっちゃってこの箇所だけ5回くらい書き直してるんですが^^
このPCも呪われましたかね
今回はオカルトでは有名な「アレ」のお話。
間違ってもこれ読んで「自分もやっちゃおうかな☆」なんて思わないで下さいね〜
本文ではかなりやり方をぼかしてありますが
結構危険らしいですよ


それではでは


※必読、読みましたか?





これは絶対にやらない方がいいのだと、あたしは心底実感した。『死』なんて足元にも及ばないくらい怖かった。
だから、これを読んだら面白半分でやってみようとしないで
好奇心は猫をも殺すというけれど、もしかしたら殺されるより非道いことされるかも

そんな好奇心が芽を出さない内に
誰かが間違って読んでしまわない内に
このファイルは捨てた方が良かった



もしこれを読むなら
この〈遊び〉は決してやらないで

あたしではあなたを助けることは出来ないから…





02

   一
   人
   か
   く
   れ
   ん
ひとりぼっちの夜






「あ、雪」
校舎の窓から冬空を見た。重たそうな空から落ちてくるのは白い粉雪。
もうそんな時期なのかと思ったけど、明日から校舎が冬期閉校となることを思い出せば、なるほど、もうそんな季節かと一人納得した。
冬期閉校になると当然ながら校舎は全面閉鎖になり、冬休みにある補習も部活動も出来なくなる。再び開校となるのは年が明けてからだから、生徒や先生はその間に帰省や旅行を楽しむのだろう。


「明日から閉校だね。じゃあオカ同もようやく冬休み?」

冬休みであろうとも毎日のように活動を余儀なくされたので、イヤミったらしくオカ同会長を勤めるその男に言ってやった。

「あぁ、そうだな」


(……あれ?)

予想外にもあっさり認められたので、こちらが返事に困った。

「だがその前にやることがあるだろう?人間の年末にはそういう習慣があるのだと知った」


普通の女子が見ていたら赤面するであろうその笑顔。
嫌な予感がしてきた。


「何よ。まさか大掃除とか言うんじゃないでしょうね」
「その通り」







「…………はぁあ!?」

たっぷり間をあけてから叫んだ。
あたしは思いっきり嫌そうに眉を寄せて反抗した。
「何言ってんの!?こんなだだっ広い校舎をたった二人で掃除!?冗談やめろって。寝言は寝て言えっての」
「お前は寝ながら喋るのか?」
「そうじゃなくて――あぁ!もう!」
言いたいことが伝わらないだけなのに、こんなにももどかしいというか何というか…とりあえずムカつく。
外も暗くなり始め、そろそろ部活生も帰る頃になった。

「今更大掃除なんてしてる暇ないよ」

ほら、他の生徒も帰ろうとしてるのに、と窓に指差して言った。だがシュリは見向きもしない。
「今からだからこそ出来る掃除だ」
「?」
意味が理解できない。
首を傾げているとシュリは鼻で笑いながらこっちを見た。(なんかムカつくなぁ)

「俺がやると意味がない。尚子、今から言う物を用意しろ」
「へっ!?ち、ちょっと待って!!」
カバンからメモ用紙とペンを取り出す。まさかそんなに手が込んだ掃除をするとは予想していなかった。
「いいよ、何?」
(もしかして専用の洗剤とか頼まれたり…?)

シュリがここまで綺麗好きだとは知らなかったが、こんな夜中に行うのはきっとそれなりに盛大な掃除で、人がいない時がいいからだろうと黙々として考えていた。


「まずは…ぬいぐるみだ。できれば小さい手乗りサイズくらいがいいだろう」
「はいはい、ぬいぐるみね、っと――――って、え?」
ちゃっかりメモ用紙にぬいぐるみと書いてから気がついた。
(は?ぬいぐるみ?なんで)

「次は赤い糸だ。あと米…」
「え、あの!!シュリ!?」
説明を邪魔されたシュリは若干不機嫌そうな顔をして口を止めた。
「なんで…掃除にぬいぐるみ?」
もっともな疑問…のはずだ。
なんかシュリといると自分が常識から外れているように感じるのは何故だろう…

そう思ってたら、シュリはいつもみたいなサディスティックな笑みを浮かべた。


「普通のお掃除をするんじゃないんですよ、アホ面してる尚子さん?」


グシャッ!!
気づいたらメモを手で潰していた。無意識だ。

「…じゃあ何の掃除ですか、シュリさん?」

手にあったメモが落ちていく。
その様をシュリは長いまつげを伏せた瞳で見つめていた。

そしてまた目が合う。

「校内の、幽霊を大掃除するんです、馬鹿尚子さん」






一人かくれんぼ

クラスでかなり話題になった降霊術だ。
オカルトファンなら知らない人はいないだろう。

「それをなんであたしが…」

真夜中の校舎、半泣きなあたしは独り黙々準備を進める。
本当は家でやるものであり、学校に風呂場はない為、手洗い場に栓をして水を溜めることで代用する。
ひんやりどころではなく、冷え切っていて水を触る手が痛い。
ぬいぐるみは茶色のクマだ。
あんまり怖くならないようになるべく可愛いデザインのものを買ってきたのだが、中の綿を取り除く時は少し胸が痛んだ。

水が流れおちる音が廊下一帯に響き渡って、少しさみしくなった。



大掃除―もとい、作戦はこうだ。
一人かくれんぼをあたしが行う。
あたしはどこかに隠れ、校内中の幽霊があたしの元へ集まるのを待つ。

「出来れば2時間くらい耐えて欲しいんだが…もって1時間、というとこだな」


シュリが顎に手をあてて考えていたが、何の心配なのかはわからなかった。
とりあえず、タイムリミットは1時間ということだ。
そうしたら、あたしは駆け出す。
シュリの待つ1階の職員室へ。
この校舎は4階建だけど、より多く集めて、連れてこれるように4階に隠れることにした。

あたしを追ってついてきた全幽霊を職員室に閉じ込めて、あとはシュリがおいしく頂くだけ。


…ってなんであたしがあいつのご飯のためにこんなに苦労してんだ!?

「―って、ああああ!!」

溜めておいた水が溢れ、床を濡らす。
我に返ったあたしは慌てて蛇口を捻って水を止めた。


水面に映る自分の顔がなんとも情けない。
なんだかんだ文句を言っても、やっぱり

「…怖いんでしょう?」

自嘲気味に水面の自分に言った。
向こうは同じ顔をして笑っているけど、やっぱりどこか寂しそうな表情だった。


ケータイを取り出し、メールを作成する。
もちろん送る相手はシュリだ。



「準備、できた…っと」

送信ボタンを押す。
すぐに返事は来た。


From:シュリ
Sub:Re:
――――――――――――
了解
始めてくれ









「なんだよ、それだけ…あれ?」








気をつけろよ

―END―







シュリにしては珍しいメールの文章に少し不安を消され、
あたしはケータイをポケットにしまいながらその場を離れていった。





続く
オリジナル | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

スポンサーサイト

2016.04.11 Monday 20:48
- | - | - | pookmark |

コメント

こんにちはー!
早いことに12月ですね!お忙しい毎日かと思いますが、いかがですか?

ギャー!! さっそく読みました!!!
めっちゃ怖い!怖い〜〜!!!
ど、どきどき。学校って独特の雰囲気持ってますよね・・・…
どうなっちゃうんでしょう……どきどき。。。
| おとしん | 2009/12/01 8:49 AM |
こんにちは!
ちょっと早めですが、学生さんはもう冬休みに入りますね
それで季節合わせてみましたw

うちの学校は夜中は幽霊ではなくゴキ(ry)が大量発生するんですけどね^^
私的には幽霊よりはるかに怖いですOTL

コメントありがとうございました!
| 惇 | 2009/12/02 10:51 PM |

コメントする










この記事のトラックバックURL

http://leno2.jugem.jp/trackback/161

トラックバック