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HELLO!!版権&オリジナルの小説用のblog ※小説は全てフィクションだから実物とは何も関係なっしんぐ

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2016.04.11 Monday

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GHOST IN MY HEART 11

2010.04.29 Thursday 12:19
これ昨日うpしたのに投稿日間違えてかなり記事が下がってました
すみません^^;

このサイトももうすぐ3周年ですね…
長い長い^^
GWはたくさん更新できたらいいな〜



今回のゴーストは私の夢の中で起きた出来事をベースにして作りました
完璧なる妄想です
いやだわぁこんな夢見る子^^

そろそろGHも更新していきたいな…


※必読読んでくださいね〜



助けてお父さん!

お母さん!



私は…私は化け物じゃないのよ…


だから…お願い…

私を 見て




03

   
  さ
  わ
  が
わたしをみて
  い
  遊
  霊


  壱






年末『大掃除』とその関係で後日学校内で起こった『後処理』が片付いて以来、変な夢を見るようになった
いつも小さな私がいて、泣いている
お母さん、お父さんって―――
だから私はその子を慰めてあげる
あんたの両親はいないんだから、諦めなさいって――

そうしたらね、その子は顔を上げて暗闇の中に走って行ってしまうの
その時私の目は覚める

まったくもって、変な夢だ

これも私の“一族”と関係があるのだろうか…




「あ、相沢さん…」

教室の窓に肘をかけてボーっとしていたら、声をかけられた。
振り向いて見ると、よそよそしいクラスメイトが立っていた。
もうじきクラス替えだというのに。まるで入学式のような態度をとらないでほしい。
だがその理由も納得できる。
私のまわりは不吉なことばかり起こるから、誰も近寄りたがらない。
気がついたら一人ぼっちになっていた。

「なあーに?」

久しく出した声はなんとも気の抜けたものだった。

「あの、廊下に連れてきてって頼まれて…」

「は?」

「あ、ごめん、えっと、相沢さんをね、呼んできてって言われてて…」

相手もそうとう気まずいのか、かなりどもっている。

「誰に?」

「えっとね…A組の高橋 和行君だよ」

そう言い残して彼女はさっさと去っていった。
そんなに自分と一緒にいたくなかったのか。

(誰だ高橋って…)

当然面識はない。
クラスさえも知らない。
こちらはある意味有名人だが、この学校に知り合いなどいない。
ましてや呼び出されるようなことをした覚えすらない。

席を立つと同時にクラスメイトが一斉にこちらを見た。
それが腹立ってムッとすると、クラスメイトたちはそそくさと知らんふりをした。


(…なによ、あたしだって席くらい立つわよ)


廊下へ向かう間も突き刺さるクラスメイトの視線が痛かった。

「高橋君って、入学式で新入生代表をやった子だよね?」
「うん、あとバスケ部で運動できて、結構モテてるみたいよ」
「そんな人が、相沢さんに何の用なんだろう…?」

「……ねぇねぇ、そのタカハシって人のこと、教えてくれない?」





放課の廊下は人通りが多かった。
移動教室の者、トイレへ向かう者、
そして今目の前にいる他クラスへ向かっている者…

教室を出たら廊下の窓際に背を預けている男子がいた。

(こいつが高橋…?)

やたら身長が高い。
こちらが見上げなければ会話できないような程だ。
その男子がこちらを見た。


「あ…相沢さん?」

「うん、君が高橋君?何か用?」

高橋は尚子に近づき、顔を近づけた。
それにびっくりした尚子は少しだけ顔を反らした。
周りに漏れないような小さな声で高橋が呟く。

「あのさ、君、拝み屋やってるってホント?」

「はぁ?」

(拝み屋!?)

「え。違うの?」

高橋の顔が元の高い位置に戻っていった。

「おっ、拝み屋っていうか…なんて言うんだろう…
 ただのオカルト大好き人間っていうか…」

(そんなわけないんだけどさ…)

シュリがいる手前、余計なことは口にできない。

「おかると?それって、幽霊撃退とかできるの?」

「えぇ!?うーん…」

出来れば余計なことはしたくないというか、出来ればもうそっち関係のことには巻き込まれたくない。
自ら幽霊と出遭うなんて御免だ。(今までしてきたけど…)

尚子が返答に困っていると、突然目の前が暗くなった。
いや、人の影だ。
ハッとしてよく見ると、誰かの背中が見えた。

「君、高橋君だよね?
 悩んでるならこのオカルト同好会の二人組が相談にのるよ!」

(シュリーーーーー!?)

目の前の人物はシュリであった。
尚子は顎が外れんばかりの口を開いて驚愕した。

「ホント!?じゃあさ、詳しく話したいから、放課後駅前の喫茶店に来てくれない?」

「うん、わかった」

シュリが二言返事をしたら丁度始業を知らせるチャイムが鳴った。
高橋は笑顔で手を振りながら教室へ戻っていった。

「ちょっ――何考えてんのよ!?」

「何考えてるって、最近こういうこと、なかっただろ?」

何も知らない人がから聞いたらまるで恋人同士のような会話だろう。
だがこっちは真剣に焦った。

「あたし行かないから!やるならアンタ一人で――」
「高橋君は幼いころ、姉が自殺したそうだ」

シュリは尚子を無視して話し始めた。

「姉が大好きだった高橋少年はそれがショックで一時は登校拒否にもなっていたらしい。
 よほど血の繋がった者が大切なんだろうな、人間の考えることはよく分らんが」

「………」

「今回は、それと関係あるのかもな」

尚子は黙って拳を握った。

「お前なら、助けてやりたいと思うだろ?
 同じ人間なんだから」

(同じ…)

尚子は少々考えたが、結論を出した。

「……はいはい、わかったわよ」


口を尖らせながらそう言った。



「……分ったんならさっさと教室に戻れお前ら」

「「あ…先生」」

数学の教員が教科書で肩をパンパン叩きながらこちらを見ていた。


続く



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2016.04.11 Monday 12:19
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コメント

こんにちはー!
キャー!新作ぅぅぅぅっぅ!!!!
高橋君、めちゃ気になります〜。それにしても、シュリは出るタイミングを心得てますねw


4月も終わりですね。よいGWをお過ごしください^^*
| おとしん | 2010/04/30 7:55 PM |
高橋少年は本当に良いやつで…
不幸にするのがもったいないくらいです^^(笑)
GWはお金もないので、太らない程度に
のんびりしたいと思います(もう遅いですけど…)

コメントありがとうございました!
| 惇 | 2010/05/02 1:39 AM |

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