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2016.04.11 Monday

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GHOST IN MY HEART 13

2010.10.11 Monday 20:09
13話
必読読んでくださいね^^

最近この話が趣旨というか、書きたい内容からだんだんずれていってるような気がしてなりません
頑張って軌道修正していきたいと思います…

でも結末は着々と考えています^^^








そうだ、俺はいつでも独りぼっちだった
家族なんていない

だって殺されてしまったのだから

そう言って、過去に殴られたことがある


独りを怖れるな――



俺は独りが怖いわけじゃないのに、あんたはそう言った



それっきり、俺の時間は止まったまま…





03

  さ
  わ
  が
わたしをみて
  い
  遊
  霊

  参




高橋君の家は普通だった。
なんの変哲もない、大きくも小さくもないごく一般の家庭と言っても
申し分ないと思うくらいだ。

それでも、何かが違っていた。

高橋君の口から聞いた両親は思っていたよりもだいぶやつれていた。
世間体を気にして今はほとんど外を歩けないと言っていたが、
申し訳ない話、それも納得できた。

「父さん母さん、この二人は僕の高校の友達だよ。
 この家のこと、なんとかしてくれるんだ」

シュリと尚子はそろって頭を軽く下げた。
だが両親はほとんど口を開こうとはせず、高橋君がまるで通訳のように
会話を通していった。

「………」

シュリはふいにテレビを見つめた。
その様子に尚子が気づいて同じようにテレビを見る。
だがそこに見えたものは何もなかった。

不思議なくらい、この家に尚子が感じる悪寒はなかったのだ。
尚子がいつも感じる悪寒はまさに幽霊独特といっていいほど
おぞましいく吐き気がする。
だがこの家にはなにもない。
だから尚子は不思議だった。


「なにも…ない…?」

そう呟いた刹那だった。


バシン

「っ!?」

シュリの見つめた先にあるテレビの画面にひびが入る。
それほど大きな音でもないが、尚子は肩を揺らした。

「シュリ…」

小さく呟いて彼の服の袖を摘む。
僅かな悪寒が背筋を走った。


「…高橋さん、出来ればこの家から全員出て行ってもらってもいいですか?」

シュリはさして動揺を見せなかった。
それどころか驚異を楽しんでいるかのように目が輝いて見える。
気のせいだと思うが…

「丸一日というわけではありません。
 数時間ほど、出来ればこの付近にあるファミレスや喫茶店にいてください。
 連絡を入れたいので誰か一人は携帯を持っていてください」

「わかった」

高橋君は怯える母親の肩を支えながら立ち上がった。

こうして高橋一家を追い払った。
お父さんもお母さんも内心はらはらしているという感じだったが、
高橋君だけは落ち着いているように見えた。


「ポルターガイスト現象というのは特定の人間がいると起こる場合が多いんだ。
 家庭環境からして、この現象がポルターガイストである確率は高いんだろうな」

「じゃあ」

「『じゃあどうしてその原因である人物を追いだしたのか』って訊きたいんだろ?
 わかってるからあんまり喋るな」

(…え、なんであたしだけこんな態度なわけ?)


先ほどまで敬語ぺらぺらな彼はもうどこにもいない。


「あの家族が知らなきゃいけないことなんて何一つないんだよ。
 特にあの少年…高橋君が知ってしまったら一番悲しむだろう」

シュリは時々わけのわからないことを言う。
自分と同い年である高橋君を少年呼ばわりするところなんてもっとわからない。


「おおい、もう俺達しかいないんだから出ておいで。
 …それともまだかくれんぼを楽しみたいのか?
 俺は御免だ、こんな腹の足しにもならないような霊と遊んでいたくないから」


シュリは点いてもいないテレビに向かって話しかける。

「腹の足しにもならない…?」

シュリが悪霊を“食べる”というのは知っている。
その霊が持つ怨念や執念が強ければ強いほど、彼にとっては都合の良いことらしい。
…何が良いのかは知らない。

(…ということは、今日はそれほど強い霊ではない?)

霊に強いとか弱いとか、そういうことがあるのかはわからないけれど。

ふと真っ黒の画面のテレビを見た。

映るのはシュリと自分、そして女の子の3人。
なにも変化などないのにシュリはそこばかり見ている。




「…………     へ」





女の子って

女の子って!!!!



自分の後ろに冷気が漂う。

恐る恐る振り向くとそこには―――



「お    お    


   おんなのこーーーー!!!!」








続く



 
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2016.04.11 Monday 20:09
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| - | 2010/10/15 12:32 PM |

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